ARC R12組み立てについて!!
各地で好調な走りを披露しているARC R12!!
今回は組立のちょっとしたコツをアップしたいと思います。
勿論、そんなことは知っていると言う方も多いと思いますが少しでも役にたつ所がありましたら参考にして下さい。
✩リヤデフ
リヤデフはセカンドロットからベベルギヤが改良され無加工で組んで頂いて大丈夫になっています。
私は小ベベルギヤがスムーズに回転するように、小ベベルギヤをテーパーリーマーで少しだけ加工し、
十字シャフトの小ベベルギヤ取り付け部を600~800番位のペーパーで磨く事で更にスムーズに
回るようになります。
✩F&Rサスアーム
サスアームはキット分と予備サスアームもアクティブホビーにて全てリーマー処理済みですのでそのまま無加工ですぐに使用できます。これは日本仕様だけです。
スペアで販売中のサスアームも加工済みがすでに販売されていますので写真ように加工済み用紙が入っていましたら無加工で取り付け可能です。
✩サスアームのスタビボール部処理
F&Rサスアームのスタビボールは今回よりサスアームと一体成型です。その為、ボールの中心部にどうしても少しだけバリが出ています。
これをそのまま組んでしまうとスタビボールエンドの動きが少し渋くなりスムーズにサスアームが作動しにくくなりますので、写真のようにバリをカッターナイフやデザインナイフ等で少しだけ削ることでスムーズになります。
✩フロントアップライト
ARC用フロントアップライトは上下に0.5mmシムを挟んでCハブに取り付けますが、その前にシム取り付け部分にバリがあるので少しだけヤスリやペーパーで削ってもらうとCハブとの間隔が適切になり作動がスムーズになります。
そして、0.5mmシムを取り付けますが、この部分は狭くシムを入れるのに結構苦労します。
そこで私は取り付け前に瞬間接着剤でアップライトにシムを接着します。
これによりシムの取り付けがスムーズに行え、シムの厚み交換の際もカッターナイフ等で簡単に外す事が可能です。
✩Cハブ加工
Cハブのステアリングブッシュ取り付け部にも少しバリが出ています。
ここもカッターナイフやデザインナイフ等でC面加工することでブッシュが確実に奥まで入りステアリング作動がスムーズになります。
✩ショックエンド
ショックエンドにアルミボールを入れる際にラジオペンチ等で入れると樹脂部分がどうしても傷んでしまいボールがスムーズに作動しない場合があります。
私は写真の様にショックエンド下に硬い板(モノサシ等)をかませ入れるようにしています。
これによりショックエンドが潰れる事なくスムーズに作動します。
これはショックエンドに限らず、アッパーアーム用のボールエンドやステアリング部も同じで、全てのボールエンドはスムーズに作動しないと確実なサスペンションの作動が得られず難しいマシーンになってしまうので注意して下さい。
これは全てのマシーンに言える事と思いますので、宜しかったら参考にして下さい。
次回はARC R12用お薦めオプションパーツを紹介させて頂きます。
by Asahara